月曜日, 11月 28, 2005

韓国の歴史は非常に政治的である

歴史は非常に政治的である。

韓国の大学入試問題 扶桑社教科書を批判 各国の記述比較
http://www.sankei.co.jp/news/051126/sha051.htm


上記の記事の中で

歴史認識の違いを克服するため「適切でない方法」として「自国中心の歴史記述を奨励する」を正解として


の部分は、韓国のことではないのか?
それとも「1984年」のように、愚民化政策が効いてきて誰も批判できない体制になったのか?



記事全文

韓国の大学入試問題 扶桑社教科書を批判 各国の記述比較

 【ソウル=黒田勝弘】韓国で二十三日に実施された大学入試の全国共通国家試験で、日本の扶桑社版歴史教科書を批判する問題が出され話題になっている。入試や試験勉強を通じ、教育現場で生徒たちに日本の歴史教科書に対する批判を浸透させようというもので、韓国における“反日教育”の実情を物語るものだ。

 韓国の大学入試全国共通テストは「修能(修学能力試験)」といわれ、その中の選択科目である「韓国・近現代史」(二十問)で「歴史認識の差を克服するための方法は?」とする問題が出された。韓国、中国、日本の歴史教科書の記述を比較することで、日本を批判させる仕組みになっている。

 問題では、韓国と中国の教科書からは「日本の侵略戦争」を強調し、日本による「略奪」や「弾圧」の記述を引用。これに対し「日本の扶桑社教科書」から「日本の戦争目的はアジアを欧米の支配から解放し“大東亜共栄圏”を建設することにあると宣言した」などの部分を紹介し、歴史認識の違いを克服するため「適切でない方法」として「自国中心の歴史記述を奨励する」を正解として選ばせるようになっている。

 このほか、一九六五年の日韓国交正常化についても「(過去について)謝罪を勝ち取れなかった」とか「経済的な対日依存度が高まるきっかけになった」など否定的な評価が正解として挙げられ、経済発展への寄与など肯定的な評価は無視されている。

 一方、高校の「近現代史」教科書については最近、韓国内でも親北朝鮮的で左翼的偏向ぶりが問題になっているが、今回の入試問題でも、「(世界的な)社会主義体制崩壊に対する北朝鮮の対応は?」という問いで「北朝鮮の体制の優秀性を宣伝し制限的に経済開放を推進した」を正解として選ばせている。

 しかし、韓国現代史における最大の出来事である、北朝鮮が引き起こした「朝鮮戦争」に関する問題は見当たらない。

 韓国では入試問題でも一九四五年の解放以前の歴史についてはほとんどが反日的な内容で、解放後の現代史では労働問題を取り上げるなど近年の韓国の政治・社会状況を強く反映したものになっている。

【2005/11/26 東京朝刊から】

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