日曜日, 11月 27, 2005

引用ダグの実験

朝日フィルターを通した記事を見てみよう。

まず中露国境沿いのアムール川の上流で中国の化学工場が爆発。有毒な科学物質が流れ出し、下流の村(ロシア)が飲料水が汚染され混乱している。


中国東北部の河川汚染が深刻、露側も非常事態宣言へ

 【ハルビン(中国東北部)=竹腰雅彦】中国吉林省・吉林市で13日に起きた石油化学工場爆発事故による大河・松花江の汚染が急速に拡大、24日未明、有害物質が黒竜江省ハルビン市の水道用の取水口に達し、水道水供給が停止、数百万人の生活に深刻な影響が出ている。

 中国政府は24日、松花江に流れ込んだ有害物質について、推定約100トンのベンゼン、ニトロベンゼンであることを明らかにした。

 ハルビンでは同日昼、環境基準の11・7倍の濃度のニトロベンゼンが検出された。同市では、22日に水道供給を停止、その後いったんは再開したものの、再び供給を止めた。同市内のスーパーには、水を求める人が殺到している。

 汚染された水は、近く中露国境を流れる黒竜江(アムール川)に達する見通しという。タス通信によると、同川に面したロシア極東・ハバロフスク市の当局は24日、非常事態宣言を25日に出す方針を決めた。
(2005年11月24日22時54分 読売新聞




朝日新聞が報道すると

大きな混乱は伝えられていない


となる。


汚染水流、水源近くに到着 中国・ハルビン

2005年11月24日19時49分

  中国黒竜江省ハルビン市で水源である松花江の水質汚染の恐れから水道水の供給が停止されたことを受け、中国政府は24日、汚染水流が水源近くに到達したと 発表した。また外務省の劉建超(リウ・チエンチャオ)副報道局長は24日、同省に隣接し、松花江の下流が流れるロシアに汚染状況を通達したことを明らかに した。

 現地からの情報によると、大きな混乱は伝えられていない
http://www.asahi.com/international/update/1123/008.html



アムール川に有害物質を数年間投棄、露が中国を批判
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051125i204.htm

アムール川に有害物質を数年間投棄、露が中国を批判

 【モスクワ支局】タス通信によると、ロシアの農業監督当局者は24日、中露の国境を流れるアムール川に、中国の化学工場が過去数年にわたり有毒な化学物質を投棄していたと批判した。中国側は投棄の事実を通告せず、ロシア側は水質検査により汚染を把握していたという。
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 有毒物質はフェノールやベンゼンで、アムール川に生息する魚類に影響が出ており、ロシアの自然保護関係者はアムール川での漁獲を当面禁止するよう提案しているという。

 アムール川には、中国吉林省の石油化学工場爆発事故で汚染が問題化している松花江が合流しており、今回の事故による水質汚染の影響がロシア側に及ぶ可能性が懸念されている。

(2005年11月25日12時21分 読売新聞)



国連支援提案に返答なし 松花江汚染で中ロ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051126-00000041-kyodo-int

国連支援提案に返答なし 松花江汚染で中ロ

 【ニューヨーク25日共同】国連は25日、中国東北部を流れる松花江が化学工場の爆発で汚染された問題で、環境への影響調査など国際支援を中国とロシアに申し入れたものの、同日現在、返答が寄せられていないと発表した。

 この問題では、汚染状況に関する情報開示が遅れたとして、中国国内でも批判が出ている。国連は中国などに対する直接的な批判は避けながらも、深刻な環境汚染に発展しかねない事故での対応の鈍さにいら立ちを示した形だ。

 国連によると、国連環境計画(UNEP)と国連緊急援助調整官室(OCHA)が13日の爆発事故を受けて、両機関の合同チーム派遣を中ロ両国に打診した。

(共同通信) - 11月26日10時18分更新

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